五黄の寅(ごおうのとら):天音的見解
五黄の寅とは、1950年生まれの人たちと1986年生まれのひとたちのことです。
2020年現在、70歳と34歳の方たちですね。
五黄土星というのは強い星、また寅年というのも寅という文字から強い、だから五黄の寅は強い星がダブルでより強い、というわけです。
五黄の寅の人たちは、それを自慢げにいうことが多いなという印象を受けます。確かに自分が話題の星を持っていたら、あれこれ知らなくても「私五黄の寅なの!」といいたいのが人情ですよね。
同じ五黄でも、他には巳年や申年、亥年の五黄もいるのですが、これらの人たちはそんなこと言いません。自分が五黄を持っていることすら知らない人も多いです。
まあそんなわけなので、五黄の寅の方が鑑定にいらしたときは「五黄の寅ですね」とサービスでお伝えします。みなさん喜ぶので(←性格悪い。笑)
しかし私が見るに、本当に強いのは四緑の卯では?と思っています。
ご主人より1つ年上の姉さん女房は結構いるものですが、この5黄の寅のご主人に、四緑卯の奥様という組み合わせなど、みていると奥さんの尻に敷かれてるなーという感じがします。
傾斜星 それぞれの特徴(天音的見解)にも書きましたが、この四緑木星というのは表立ったことはしませんが、実は一番わがままな星です。これに主支である卯(これまた表立ったわがままではないがかなりわがまま)が組み合わさることで、実は最強なんじゃないかと個人的には思っています。
四緑木星は子年、卯年、午年、酉年と、主支との組み合わせしかありません。この主支というのは、それぞれが「自分が一番」と威張っている星です。
まあ、冠婚葬祭や車を買うのも六輝(りっき:大安や友引などのこと)を選ぶのが日本の世の常ですから、この五黄の寅説も、私五黄の寅なの~、を言いたい人がいる限り、消えないんでしょうね。