邪気の入り口、邪気封じ

2021年に入ってから、和裁を習い始めました。
写真は、赤ちゃんの着物につける柄の練習です。左がひも飾り、右が背まもりです。

背守りは、着物の背中上部に縫います。紋付の、ひとつ紋を入れるところですね。

首の後ろ、骨のでっぱりがあるところ、ここから邪気が入るんです。風邪ひきそうな時、悪寒を感じるでしょ?

この邪気の入り口、簡単な方法で邪気封じできるんです。風邪ひきそうな時はここを温めたり、手ではらいのけるしぐさしても効きます。ぱっぱっ、とね。
あと、なんかさえないなぁと思うときも、手ではらいのけたり、してみてね。これだけでも全然違いますよ。

昔は、乳幼児の死亡率も高かったし、こうやって着物に邪気封じを入れて、子供の成長を祈ったんですね。

和裁は習っていて、合理的だし感動すること多いです。