気学って

中国を基にする九星気学は、子孫繁栄、男尊女卑が主の考え方です。
と書くと身も蓋もないですが、人は多く領土も広く争いも絶えない中国で、いかに敵を倒し軍を統率し一族を守るかという、生きるか死ぬかの中で発達してきた学問です。

そうきくと、現代の占いとはかけ離れた感じがしますね。
かくいうわたしも最初は浮かれたところから気学の世界に入ったので、知った時は軽くショックを受けました。

なるほど気学や四柱推命などでは○○殺や破など、見ただけで怖い印象の漢字が多用されています。簡潔でわかりやすい表現だとは思いますが、合理的過ぎてそこには感情排除の感すら受けます。それらをふまえてみると、根柢の考え方にも納得がいきます。

今の日本は平和なので、恋愛の相性など、平和な使い方をしているだけなのかなと思ったりします。