二十四節気(にじゅうしせっき)を意識して暮らしてみる
いちごの季節ももう終わりかな。
店頭のいちごが、粒が小さくなってきたので焼き菓子にしてみました。
二十四節気ってみなさんご存じですよね。
こう書くとわかりづらいですが、立春とか冬至とか大寒といえばわかるかな?このことです。
年に24回あるから二十四節気、ひと月に2回あります。
今は穀雨、5月5日には立夏になります。そう、暦の上ではもう夏になろうとしているんですね。
確かに立夏の5月は、1年でいちばん紫外線が強いです。風はさわやかだけど、ちょっと油断すると強烈な日差しで日焼けしますよね。
この、月に2回やってくる二十四節気、意識して暮らしてみると実にいいんですよね。
日本は四季がありますが、月に2回のこの節目を意識していると、なるほど2週間ごとに小さな季節がめぐるんです。
茶道はこの季節きせつでおてまえやお道具の並べ方を変えたりして、1年を通してそれぞれの季節を楽しみます。
1月の最初の午の日に初釜をやりますしね。
実際は初午の日(はつうまのひ)前後の、週末などにずらすことが多いですが。
おうち時間が増えている方が多いと思いますが、この2週間限定の季節感と移りゆく感覚を楽しみながら生活すると、たいくつと思える毎日も豊かに感じられます。二十四節気に気づいてそれぞれに素敵な名前をつけた、昔の人の感性にはいつもすごいなぁと、ただただ感心させられるのでした。