本気の日取り選び:仏滅とか、大安とか
何か新しいことをはじめるとき、たとえばお店のオープンや、新装開店など
家の登記日とか、
そんな仰々しいことではなくても、せっかくなら良しといわれる日にやりたい。はじめたい。
そんな時に日取り選びをする方は多いですよね。
有名なところでは六輝(りっき)があります
六輝とは、大安とか仏滅とか、皆さんもよくご存じのものです。
結婚式や車の納車日など、この六輝を気にする方は多いですよね。
実のところ、気学をやっている人はあまりこれは気にしません。
実際わたしも、半額以下になるという理由で披露宴は仏滅にしようと思っていたくらいです。
それくらい、この業界?では六輝は気にしていませんが、誰にでもわかりやすくてとっつきやすいものなので、すたれませんね。
結婚式に仏滅って、当人同士はよくてもまわりがちょっととまどいますよね。
同様に友引のお葬式とかね。
それくらい日本の日常に浸透しているから、占い的というより常識的に気にしないといけないくらいです。
師匠に止められ、仏滅の披露宴はふみとどまったものの
親戚や親しい人を呼んでのお披露目なんだから、仏滅というのは常識的にもちょっと首をかしげるだろうと師匠にたしなめられました。
結局、身内6人だけでの挙式@ハワイ出雲大社、にしました。
その際六輝はみませんでしたが、時期と方位はみましたね。
入籍も、日取りをみたら1年以上も先だったのですが、ここは私の譲れないところだったので、待ってくれるという条件で入籍しました。同様の理由で吉方吉日を割り出したら、入籍日近くでハワイが吉方になったので、ハワイ挙式を決めました。
ここでの日取り選びとは
六輝ではないです。大安や仏滅ではありません。
九星と十干十二支でみた吉方です。
六輝は6日ごとに一巡しちゃいますからね。大安だって6日に1度来るわけです。
最近は一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)や大赦(たいしゃび)を選ぶ人もいますけど。
確かに一粒万倍日や大赦日は年に数回しかないし、重なる日となるともっと率が下がるけど、これらは易占を知らない人でもすぐにわかるのが大きな特徴で、「あなたにだけ特別な日」ではないんですよね。
満月にお財布ふりふりとか、恵方巻食べる、土用のうなぎなんかと同様、イベントを楽しむ感覚で気軽に行うものです。
本気の日取り選びは六輝や一粒万倍日や大赦日だけではちょっと力不足ですね。