みるときはひとり

かつて私のいた職場はその職種柄男性の比率が多かったのですが、当然?気学をやっていると会社で話そうものなら

占いねぇ。ま、俺は信じないけどね

と、せせら笑いながら小ばかにしてるような態度をとるおじさんや男性が一定数いました。

が、同時に

俺の運勢みて

と、ただ習ってるだけですちゃんとみれるか自信ありませんの体の私に対しても本気で悩みを打ち明けてくる男性もいました。

人数が多いところだったので、ある日仕事でパソコンに向かっているとメールが届き、社内だけど知らない人だ、と開封すると「占ってください。生年月日は○○で~」といった旨の内容だったり(件名は当然、仕事を装った固いタイトル笑)、直通でダイレクトに電話してくる人、昼休みや定時後に直接乗り込んでくる人等、おかげで関係ない部署の関係ない人の知り合いもできたりしました。
ひょんなことからその部署とのやりとりがあると、業務がスムーズなんですよね。みてくれたお礼的に、円滑に話が進む笑。

人をみていていつも思ったことは、私の易の程度がどれだけ未熟でも、相手からしたら占い師であり、どんなことでもこたえられると思ってるってことなんですよね。

たとえ未熟でも、答えに窮しても、先生が隣につきっきりでいてくれるわけではないから、頼れるのは自分しかいないんですよね。

その時先生に電話してきくこともできないし。
そもそもプライベートな相談内容を、許可なく情報共有するのもいけないですからね

自分には先生がついているというのは心強いですが、よくよく考えてみたらいつもひとりでみてるんだよな・・・

とある日気づきました。

それに先生も忙しい方だったから、仮に連絡取ろうとしても、取り込み中ってことも多かっただろうし。

私の目の前で私にきいてきてる人がいるんだから、私が答えないとだめなんだな

当たり前のことなんですが、そういったことを再認識しました。

城之内早苗さんが、似たことラジオで話してましたね。

おにゃん子クラブの時は、自分が休んでもほかのメンバーがいるから大丈夫だけど、ソロになったとき、ああ私が休んだら仕事に穴あけちゃうんだな、しっかりしなきゃみたいな内容で。

そうやってプロになっていった経緯を話されてました。

私も最初は興味から入って結果占い師になっていった感じですが、上記のような経験から、まわりが私を占い師にしてくれたのかなーと思います。

今もひとりでみてますが、天山先生がそばにいてくれて、助けてくれてるのかなと思うときがあります。
体はもうないけど、だからこそ天音の鑑定中に、いてくれてる気がするんですよね。