竺仙の浴衣地♡
先日、日本橋の竺仙に行ってきました^^
和裁教室に通い始めて1年が経過し、やっと浴衣のお稽古に入り、現在は2枚目を仕立てています。
お稽古では最低5枚の浴衣を縫っていくのですが、先輩たちは大抵その倍以上の浴衣を仕立てたそうで。
気のいい先輩が浴衣地を5反も下さり、浴衣地高騰の昨今大変ありがたく、みなさん優しい先輩たちで、おかげで楽しく和裁のお稽古を続けられています。
わたしはこの浴衣を仕立てたくて和裁教室に通ったものなので、10枚でも20枚でも、ええ仕立てますともの勢いで日々過ごしております笑。浴衣ややりたいくらい。
着るのと仕立てるのは別ですね。わたしにとっては着るのは二の次で、実は仕立てる方が好きだったりします。
すでに先輩からいただいた5反と、自分で用意していた1反もあるんですが、行ってきました憧れの竺仙さんに。
浴衣地で4万円弱~の品ぞろえはそりゃあお安くはないですが、なんてったって憧れの竺仙ですからね。
それに和裁教室に通っている以上、先生がいるから絶対失敗しないし←ここ大事、
だったら憧れてないで思い切って買おうと決めたわけです。
つくばで浴衣教室に参加した時、初心者のわたしは未熟だからとお安めの練習用の反物を用意したけど、よくよく考えたら先生がついてるんだからもっといい生地で仕立てたらよかった、、、と後悔していたのです。
最初に仕立てた浴衣はもう年季も入っているしいい生地ではなかったけど、それでも一生懸命仕立てた思い出の一枚なので、この夏も大事に着ようと思います。
で。
さすがに10枚は竺仙さんでそろえられませんが(や、それもありかも)、先輩からありがたくいただいた反物5反はそれぞれ今には無い柄で、これまたすてき。
10枚と言わず、気に入った反物は買い求めてばんばん仕立てるぞーと思っています。
綿紅梅は透けるので襦袢必須、するとかしこまってしまうし、
綿絽も生地の良さが際立って素敵ですが、教室で後ろの席で浴衣を仕立てている生徒さんが、竺仙の綿絽に苦心しているのでこれは避けました笑。
生地が粗いので、待ち針がするする抜けたり、縫うときに伸びてまっすぐに縫うのが困難など、とにかく先に進まずみてて大変そうなのでこれは上級者向け、今はやめておこうと横目に思い笑、
紺は縫い目が見づらいし、アイロンやコテがけのときは当て布必須、テカるから、なのでこれまた先送りし、←変なとこものぐさ。我ながら。
縫いやすくてこれ1枚で着られる、無難な白の綿コーマ地にしました。
最初に買った白の木綿糸で縫える。新しい糸買わなくてすむし笑。
カラフルなのもありますが、昔ながらの紺×白の組み合わせが好きです。
白地が多めのこの浴衣地は、真夏の暑い盛りに着たいと思います。
初夏や晩秋は紺の浴衣いいですけど、真夏はやっぱり白がいいと、個人的には思っています。
強い日差しを跳ね返す白に、大胆な柄がいいなと牡丹柄を選びました。
以前内輪の夕涼みの茶会で、白の浴衣を粋に着こなしてたおじいさまがいらしたんですよ。
どこぞの会長さんだったんですが、これぞ会長さんという感じで、
着流した姿は着なれていて、着付けを完璧に自分のものにした人の、余裕すら見えました。
男性の着物姿がこんなに粋で素敵だとは、と思わされた思い出です。
以来白浴衣にはこのおじいさまの印象が強くあり、粋だなー自分も着たいな白いいなぁと、
これ1枚で着るもよし、鑑定時に襦袢をつけて着るもよし、
白は汚れると避けてしまいがちですが、いつ着たっていつかは汚れるし、そんなこと言ってたら人生終わってしまうので、白を選びました。
それに浴衣は素肌1枚で着るのが基本、襦袢必須なのはもう単衣ですよ。
ですのであくまで浴衣という定義にこだわって、1枚でもいける白のコーマ地にしました。
白なので居敷あてつけます。補強にもなりますしね。
ちなみに、友達と一緒に行きました。
竺仙さんは平日昼間しか営業していないので、友人はそのために有休とりました。
友人は仕立てまでお願いしたので、お仕立て上がりにもう一度竺仙さんに一緒に行きます。
彼女は白コーマ地の、百合柄を選びました。
百合いいですよね。わたしも紺地の百合柄持ってますけど、百合好きなんで、白地や百合の大小、いろんなユリで攻めるのもありかなーと思いました。
同じ柄選んでも、柄合わせで全然違った雰囲気になるし、それに帯や小物、何よりその人らしさが加わるので全然違う1枚になります。
なので同じ白地の百合柄選んでもいいよと友人は言ってくれましたが、ユリはまた次回にします。
出来上がり楽しみ^^
ますますマイブームの和裁ネタでした。