受験生と気学
過去に何度か、受験生の親御さんを鑑定したことがあります。
受験生であるお子さんにとっての吉方とり、いわゆる方違え(かたたがえ)というものです。
これは、志望校や受験校が自分からみて吉方位になるように、マンスリーマンションなどに引越して気を移すものです。
逆算すると、中学に上がったころや、早い方ですとお子さんが小学生のうちから相談にいらっしゃいます。
受験というのはその子の将来に大きく影響するので、いらっしゃる方たちは皆真剣です。受験するのは本人でも、できるだけベストな環境や状況を用意してあげたいという、親御さんたちの気持ちが伝わってきます。
ここで天音の、受験の考え方を述べさせていただくと、
わたしには基本的に、①受かるところに入ってしまえというのと、②特にやりたいことがなければ無難に学歴だけはつけておけ、という考え方が根底にあります。
乱暴な言い方をしましたが、
①については、浪人するくらいならレベルを落としてでもとにかく入ってしまえというのがわたしの考えです。
②については、将来つぶしがきくように無難に学校は出ておけ、と思うからです。
受験というのはあくまでも人生の通過点です。最終目的はその子が将来、自分で生活できるようになることです。
その通過点でつまづかせる方がよろしくないなぁと思うんですよね。
どんな学校でも、出てしまえば「大学卒」の条件にあてはまるし(高校卒も然りです)、転職も多少ぬるく考えていても大卒なら何とかなったりすることも多いです。
ついでにいうと、今わたしは占い師をしていますが、もともと英文科を出ています。
このように、その学歴を今全く使っていないという人は世の中にごまんといます。←例が自分だけで雑。笑
ていうか、まんま使ってる人の方が少ないのではないでしょうか。
ですのでわたしはあまり学部も関係ないんじゃないかなーと思っております。
ひとことでいうなら、
とりあえず出とけ。二浪してニートっていうのが一番まずい。
と思っております。
あと、気学(方位)を使うのだからと、実力以上の学校を受験するというケースもありますが、やめた方が無難だとお伝えしています。
万が一気学のおかげで合格したとしても、入学してからその学校のレベルについていけない悩みが発生するからです。
先ほども述べたように、受験や進学は、あくまで人生の通過点です。
その後の人生のほうがずっと長いのです。
一番大事なのは、その子が将来、その子らしい生活ができるようになることです。
いい大学を出て、有名企業に就職して、というのは想像しやすいですがあくまで一例です。それがすべての子にあてはまるわけではないので、その子の性格や適正などをみながら、方違えなどを行うようにしています。
★お子様の適性、進学、トータルで知りたい方は天音まで。方違え以外の鑑定もおこなっております。