吉方旅行記4(乾宮六白金星回座)ひがし茶屋街

金沢二日目。

この日は山代温泉へバスで移動する予定なので、午前中早めにひがし茶屋街を観光し、早々に金沢駅へ戻り、駅構内でランチを済ませてバスに乗る予定でした。

金沢駅からは、1日2本、山代温泉直行のバスが出るのです。

しかしこの時刻が微妙で、金沢発11:55か16:10発。早すぎる、遅すぎる時間帯だなぁ。
前日まで悩み、11:55発に乗ることにしました。

逆算すると、朝9時にはホテルを出て、ひがし茶屋街観光とランチを済ませて11:55にはバスターミナルにいないといけません。

キャリーも駅コインロッカーに預けてあるので、それらの時間も考慮しないといけません。

案の定、11:55のバスに寸での差で乗り遅れました(^^;)

バスの停留所は、観光バスと町バスが共用しており、初めて利用するわたしにとってはこれが結構難関だった・・・

ついでにいうと、SUICAが使えずすべて現金でバス料金を払うのも、カード生活に慣れたわたしにはきつかった・・・

仕方ない、駅構内の寿司屋で昼間から日本酒傾けつつ、寿司をつまみながら態勢を整えて、電車とバスで乗り継いで山代温泉に向かったのでした。

駅構内には「まいもん寿司」と寿司「歴々」の2軒が入っています。まいもん寿司はのどぐろも入ったランチセットがおいてあるので食べたかったのですが、長蛇の列だったので、空いている「歴々」に行きました。のどぐろのお寿司は未経験だったので、ランチセットの海苔巻きをのどぐろ巻にチェンジしてもらい、食してきました。

「歴々」は駅構内ですぐ電車に乗れて便利だし、「お急ぎですか」と時間をきいてくれるし、正直駅ナカの食事処はどうかな?と思ってましたが握りおいしかったです。

「志摩」の一室。

駆け足で出向いたひがし茶屋街、金沢は名所が密集していて見やすいという印象ですが、前日の悪天候に加え、翌日も案外時間がなく、バタバタした印象が・・・。

まあまた来ればいいですものね、次はもっとゆっくり回りたいです。

金沢は昔の建物を残しているところが多く、この「志摩」もそうですが、

ばあちゃんちの造りだよね

と思いました。

母の実家は平泉ですが、大正時代に建てた築100年以上の建物です。
中尊寺が世界遺産?になったのと、その前にも近くで古い歴史的重要なんたらが発掘されたという理由で、母の実家は市の許可なくリフォームできないし、釘一本打つのも許可制なのです。

下手に工事が入って、下に埋もれてるかもしれない重要文化財が破損するのを防ぐためだそうです。

築100年以上の木造のばあちゃんちは、黒光りした床にほりごたつ、トイレこそリフォームしましたが、扉など昔のかんぬき止めを施したものです。窓も木枠ですしね。

話それましたが、ここでも吉方とりの裏技を。

吉方位では、下着を捨ててくるといいのです。

ホテルでまんまの下着を捨ててくるのは抵抗があるので、小さく切ってしまうべく、小さなハサミも持っていきましたが、いざ切ろうと思ったらもったいなくてできませんでした。

下着、趣味なんですよね。

その代わりと言ってはなんですが、パーカーと日傘を置いてきてしまいました。

日傘は金沢観光バスの中に、パーカーはホテルに置いてきてしまいました。

悪天候と戦い、バスの困難さに疲れ、いろいろといつもより鈍っていたのでしょう。

下着ではありませんでしたが、「自分が普段よく使っている、自分の気が入ったもの」を吉方に置いてくると吉方とりの効果が一層あがるので、よしとしましょう。

パーカーと日傘(下着のかわり)を吉方に置いてくるというミッション:達成。

パーカーに至っては、自宅に戻ってから気づくというお粗末さ。

ま、仕方ない。

金沢駅のサービスコーナーと北陸観光さんに連絡して、日傘の落とし物ありませんか、で名前書いたり連絡先教えたり、右往左往して、金沢駅を後にしたのでした。

(つづく)