サラリーマンていいよね

いちごの断面を見せるように盛り付けました。
中まで赤いほうが甘い印象あるけど、このいちごは白くても甘かったです。

外が白いいちごもあるけど、見た目はやっぱり赤だよね!と思います。いちごはね。

今日はサラリーマン万歳、のはなしをします。

いわゆる、会社勤めの話です。

ユニコーンというバンドの歌では「働く男」など、サラリーマン哀歌シリーズがありまして、

気合い入れて勤めたのだが、忙しいわ つまんないわ なんて歌い、転勤決まっちゃって、彼女と遠距離悲しいよ~という歌だったりして、(「働く男」)

サラリーマンという仕事は、嫌な仕事の代名詞みたいに言われることが多いですが、ここは陰陽の世界、いいことと悪いことは紙一重なのです。

わたしはいわゆる会社での雇われ生活が長くて、最初はいやいや、悪いことにばかり目を向けていましたが、あるときふと気づきました。

雇われてるってラクじゃない?と。

うんとは稼げないけど安定収入のあるありがたさ。そりゃお金はたくさんもらえた方がうれしいですけど、1日一億使わないといけないとなったら、逆にしんどいと思うんですよね。お金ありすぎるとほしいものがなくなる。たぶん。

厚生年金に入れてくれ、福利厚生もある。
厚生年金は半分会社が負担してくれるというありがたいシステムです。たとえば自分が1万負担してたら、会社も1万負担してくれてるんです。

福利厚生ではスポーツジムのヨガクラスや水泳などを利用させてもらえる他にも、資格取得の補助がありました。ここは会社によると思いますが、希望するとテキストや受講料を負担してくれて、そんなわけでわたしが持ってる資格は基本自腹切ってません。
合格しないと補助は出ないので、毎回一発勝負、真剣にやりました。
やめても他で使えるかと思い、とれそうな資格はいくつかとっておきました。

パソコンや周辺機器も最新のものをリースで使わせてくれる。3年ごとにリース交換があったので、officeなども常に最新、困ってもヘルプデスクが常駐していて、故障したら会社負担で修理してくれました。

有休という、ありがたいシステムもありました。仕事しなくてもお給料が出てるんですよ?

その上交通費まで出るという。仕事する、往復の交通費を出してくれるなんて。

健康診断も毎年必ずあるし、健康保険証もある。
厚生年金もそうですが、お給料から天引きされてるので、払った感がないのもいいです。
稼いだ中から払うというのと、手取りでお給料をもらうのとでは、損した感が違います
お給料少ないとぼやいてましたが、これら天引きするために経理の方がわざわざ計算して、使っていい分だけ振り込んでくれているのです。自分で計算しなくていいなんて、なんてありがたいんだ。

あと、何より人間関係ね。普通に生活していたら絶対に関わることのない世代、人に接することができて、そこで親しくなれたりもする。情報交換できるしね。しかも飲み会で愚痴を言い合える!すばらしいですね。

嫌な人も中にはいるし、わたしも人間なので好き嫌いありますが、嫌いな人と接するって貴重です。どうしてそういうことするかなという、自分の想像を超えたありえないことをしてくれたりすることで、思考回路も増えるし考えるいいきっかけになります。

また、雇われていると考えなくていいのはありがたいことです。トップから決められた枠の中でここだけやればいいと、大きな会社ではその「ここ」がどこなのか、わからなくてモチベーション下がることもありますが、全部決めて全部自分でやるしんどさ考えたら、決まった仕事っていいことです。

冷暖房完備なこと。自宅ではトイレまで冷暖房完備とはいきません。自分がいる部屋のみ冷暖房して、あとは温度差がある部屋ばかり。掃除の方がきれいにしてくれてトイレットペーパーなど、わざわざ買いに行かなくてもいいし。会社にいる時間は家では光熱費はかかりません。もーすごくありがたいです。

これからは「個の時代」などといわれ、自営業を推奨している風潮がありますが、中には一定数、雇われていた方がいいという人もいると思うんですよね。時代の変わり目ではありますが、企業があるうちは、雇われてお勤めするという選択もありだと思います。

確かに、ユニコーンの歌詞のように遠くに飛ばされたりするのはサラリーマンの宿命ですが、地元離れて違う世界をみるのも見聞広まりますしね。

昨今ではコロナ禍の副効用で、テレワークが導入されたところも多いです。おかげで主人は東京勤務ですが部内で大阪に戻った人もいるそうです。基本は自宅、たまに都内に出向くだけになったので、単身赴任の必要がなくなったそうで。

上記、雇われているメリットを挙げましたが、これで仕事つまんないなんて言ったらばちがあたります。
上記条件だけでも、例えば野良猫の生活考えたら、ずいぶん保証が手厚いなぁなんて思うのです。

どこから野良猫がでてきたんだ?と思うことなかれ。

災害が起きてライフラインがとまったら、わたしたちの生活はキャンプ生活、野良猫生活に等しくなるといっても過言ではありません。

そしてそのキャンプ生活、火をおこすとかね、そういった知識が衰えているのが現代の人間なのです。

この頃はオール電化に伴って、火をみたことがない子供がいるらしいです。
かろうじてわたしは小学校の授業でマッチの使い方を習いましたが、幼いながらに「昔は木の棒で火をおこすとか、できたんだろうな。退化してるな」と危惧したものです。

それが今や、火をみたことがないまで退化しているのです。

脱線しましたが、サラリーマンも悪くないよ?の巻でした。