風水というと

和裁教室では、浴衣9枚目を仕立てている最中で、終われば次は写真の小千谷ちぢみに取りかかれます。

小千谷ちぢみは無地や細い縞柄が多いんですが、これは大胆な横じまで、珍しさと色合いが気に入って購入しました。浴衣でもそうでしたけど、好きな柄の反物で着物が出来上がっていく工程に、楽しさとしあわせを感じます^^。

今日は風水、家相について。

風水というとなにやら魔法のような響きを持っていますが、わたしはこれを説明するとき、「水はけと風通しをよくするための、先人の知恵」とお伝えしています。

生年月日から九星や八字を割り当て、そこから性格や性質などを読み解いていくというと、何やら魔法のようですが、「あなた金持ち、私金持ち、だからわたしたち友達」という、非常に現実的な中国人がそんな夢物語ばかりを信じるとは思えないんですよね。

それに家相でいうなら、どんなに西に黄色とか言ったって、カビ生えてたら信ぴょう性ないでしょーというように、清潔第一、衛生面を考えたらやはり水はけと風通しだと思うんですよ。

人って物理的な影響を大きく受けるもので、暑かったり湿度高すぎたりすると消耗するでしょ。いらいらするし。秋になると人恋しくなるとか、気温や湿度に影響されることってすごく大きいんです。

なので、風水とは夢物語や摩訶不思議な魔法ではなく、現実的な手段だと思っています。

やはり、無駄なものがない空間に身を置けば、迷わずに済むからラクだし、疲れ方も全然違うし。

住環境を整えて精神も整え、開運する。

そうすると家を建てるとき、間取りはこうしたらいいよというセオリーが出来上がってくるものなのです。