九紫火星　チョコレート

2度目のカフェ。アラン・デュカス。

もう15年近く前かな、シャネルのフレンチ「ベージュ東京」に行ったとき、何がおいしかったって食後のコーヒーに添えられていたチョコレートでした。シャネルのボタンの形した小さなチョコレートは、もうおなかいっぱいだったけどこれなら入るかな、、、と頑張って食べたものなのに、その日の料理で一番おいしかったかもしれない。

あのチョコレートをもう一度食べたい、チョコだけでいいから食べたい、買えたらいいのにと思っていたら叶いました。

デュカスはチョコレートがおいしいと思う。

九紫火星には、高級品という意味があります

チョコレート、コーヒー、お茶、たばこなど。嗜好品で高級なものは、九紫火星の管轄です。
海苔なども九紫火星です。

最近は飽食気味でもあるし、コンビニやスーパーなど手ごろなところで手軽に買えてしまうものばかりなので、今はあまり高級品のイメージがないかもしれませんね。

これら嗜好品というのは、企業の多大なる努力で安価に手に入るようなものもあれば、産地やクオリティや含有量にこだわって、価格に糸目をつけないものもあります。本来、九紫火星が持つ意味は、後者のものです。

お茶でも、くず茶をまとめて安価で売っているものではなく、日陰を作りそこで育て、一番上の柔らかい新芽を摘んでひいたものを抹茶といいますが、その抹茶は九紫火星です。

希少で高価でハイクオリティなもの、そういったものは九紫火星の管轄になります。

お茶やさんて、たいてい海苔も売ってますよね。のりもちゃんとしたものは高価ですよね。
九紫火星のかたまりのような店だなーと、お茶やをみるたび思うわたし。

大好きなチョコレートを食べたので、力説してしまいました。

☆わたしは高級品も好きですが、そうではないものも好きです。
デュカスも好きですが、明治や不二家のチョコレートも好きです。
こういうところって、知り尽くして敢えて安価なものを作っているから、実際はノウハウすごいですよね。
本気で本気なものを作ったらすごいんだろうなぁ。