乾坤一擲 けんこんいってき

大好きな小説、モンテ・クリスト伯。

世界三大作家のひとり、デュマの作品ですね。わたしは断然デュマ派です。
「王妃マルゴ」も大好きです。

何度読んでも、面白くて止まらなくなってしまう。それまで連日楽しんでいたスマホゲームも、この小説にはかなわん。隙間時間こればっかり読んでます。面白すぎて進めない。読み返してしまふのでした。

初めて読んだのは20年くらい前かな、その時は徹夜で一気読み。それくらい面白いです。おすすめです。

原書はフランス語なので、日本語訳読むなら岩波がいいよ。とにかく表現や描写がすばらしいのです。
と書くとさもわたしはフランス語が堪能で原書読んでそうですが、フランス語できません笑。
最初はマンガやジュニア文庫から入るのもおすすめです。大好きすぎて、あらゆるバージョンを読んでいるのだ。

で。読んでて「乾坤一擲」という言葉が出てきました。

行がまたがっていたので写真2枚添付します。乾坤一擲、書いてあるでしょ。

乾坤一擲、けんこんいってきと読みます。
のるかそるかの大ばくち、イチかバチか大きく賭けに出ることを意味します。

乾とは天のこと、坤とは地のことで、九星気学で使う用語です。

全部で9つある宮座のうちのふたつ、乾坤とは、天地のことなのです。

9つある宮座とは、
乾、兌、離、震、巽、坎、艮、坤に、真ん中の中宮の9つです。
それぞれに意味があります。これを使って占うのです。

デュマに限らず小説読んでたりすると、乾坤一擲という言葉は結構出てきます。
知らない用語だとスル―しがちですが、気学やってると、乾とか坤とか、反応しちゃいますね。