道がつくものは六白と九紫
近景 土浦の街並み。手前は愛車のアルトです。
茶道具屋の前で撮影しました。
ふくさは消耗品なので実家帰省のついでに買いに行きました。最近は茶道具もネットで買えますが、ネットだとだめなものもありますね。まさにふくさがそうで、厚みや使い心地、気になるお値段との兼ね合いなどは実物見ないとやっぱりだめです。店主も似たようなこと話してました。
「栗山園」おすすめです。流派問わず道具がそろっていて、関東でも1,2の大きな茶道具やだと思います。
ここの先代もお茶を習っているし、今の店主も親切で細かいところまで話が通じるので安心して相談、購入できます^^なので夫婦分2枚、ふくさをこの日はご購入。
この店で買うの、何度目だろ。というくらいリピートしてます。
今でこそ土浦駅も降りれば近代的な街並みですが、もとは城下町、少し入ると写真のような昔ながらの街並みが残ってたりします。
花街もあり、夜の蝶が素敵な着物を着て、予科練の兵隊さんたちを迎えたであろう名残も垣間見ることができます。
呉服屋さんもそれらの街並みに溶け込んで、この季節は素敵な浴衣地を店頭に飾ってあったりして。
土浦は先述の通り城下町なので、そのせいか茶道も盛んな土地柄だったりします。
20年ほど前に教わっていた先生は土浦の方だったので、この素敵な街並みのあちこちで茶会を催してくれました。
茶道はもともと戦国時代に盛んで、道がつくだけあって、柔道や剣道などの武術、武士道につながるものを感じます。
習ってみるとそれら動作の理由がもろ戦国時代なんですよね。
武将同士の話し合いの場で、躙り口(にじりぐち)と呼ばれる狭い出入り口は、刀をさして入ることができないために作られたものだとか、
なつめ(抹茶を入れる容器)の裏側が見事な金蒔絵なのも、毒が入っていたら変色するからで
単に豪華絢爛なわけではなく、殺伐とした雰囲気を緩和させるために芸術品に仕立て上げたというのもあるのでしょう。
同時に、相手になめられないためにも本気で本気の芸術品を作ったのかなーとも思います。
だってそれぞれのトップ同士の話し合いで、しょぼい器にしょぼいお茶じゃ、相手になめられちゃうでしょ笑。
そして、それら道具を専門の職人が魂入れて本気の銘品を作るわけです。
と、ちょっと長くなりそうなので話を強引に戻しますと、茶道は道がつくものなので、管轄としては六白金星、九紫火星となります。
も、露骨に武道になってくると完全に六白なんですが、茶道という雅な要素が入ってくることで九紫の要素も色濃くなります。
特に茶道の茶会は太陽太陰暦にのっとったことが多いので、占い以外での暦の使い方をみることができてためになります。
年明けの茶会は午の日を選んで初午(はつうま)の茶会としたり、秋の口切(くちきり)は立冬の日に行います。
戦国時代の武士というと、単に人を斬るだけの乱暴なイメージがありましたが、名を挙げた武士ほどこぞって茶を習ったときいて、意外というか納得というか。
あったまばっかりでもからだばっかりでもだめよね(プチダノン) てなわけです。
血をみるばかりで気持ちが殺伐とするなか、静寂な時間に茶を喫す、花を愛で器を愛で、五感で茶を味わう。
そうやってバランスをとったのかもしれないですね。
茶道は六白、九紫の管轄と書きましたが、具体的には
六白金星、九紫火星を本命星、月命星、傾斜星のいづれかにお持ちの方は、道がつく習い事をするといいです。
持っている星本来のことをすることによって、心も落ち着き、落ち着いた心で行動することから開運につながります。
特に茶道は九紫火星のお持ちの方には是非おすすめしたいです。
華やかかつ華やかなだけでは満足しない、九紫火星のインテリジェンスが発揮されて至極・・・!みたいな、
これぞわたしにふさわしい!!! 的な満足感を十分感じることができます。
現代社会も、仕事以外にも病気療養子育て介護(ジェーン・スーさんのマネ)、と、
ある意味戦国時代なのは現在も変わらないわけなので、茶道という風雅な習い事で心身のバランスをとるというのも、いい時間とお金の遣い方だと思います^^