要明研二さんの漆器と大掃除
山中塗 要明研二さんの漆器です。数日前から使い始めました。
2023年暮れに購入したものです。
結婚祝いでいただいた器を落としてしまい、修理がきくというのでお店に出向いたところ、職人不足で修理は今は不可といわれ、
ならばこちらをと、要明研二さんの器を勧められました。
ご病気で引退されるとか。なのでこれが在庫最後です今ならまだそろっているし、この器のいかに素晴らしいか云々、その熱さにまけて購入しました。
支払後「おろしたての食器洗いスポンジで洗ってはいけないキズが付くから使ったらすぐに洗って水につけっぱなしはいけない跡が付くから洗ったらすぐにふかなきゃならない水垢がつくから陶器を重ねたらいけない石と木だったら木(漆器)が負けるから」と、手入れのハウツーの多さに使うのをためらっていました笑。
手持ちを一時しのぎに使ってましたが、それもいよいよ寿命が来たなー、
それに使わないのが一番もったいないので、いよいよ出すことにしました。
あまりにみすぼらしいものを使うとそれが自分を扱ってるのと同じと考えたら自分を大事にしていない気がして、
それにそろそろこういうきちんとしたものを使ってもいい年齢かなとも思うしね。
扱いを知らずにいた若いころと違って、きちんと扱うこともできるし
食洗器に入れられるものも便利であり、きちんと手入れが必要なものを扱うのもあり
最初は区別付かなくても、使っていくうちによさがわかっていくのも成長してる感じがしますしね^^
この器は、一見無地の普通の漆器ですが、内に布地を貼って補強してあるのできちんと扱えば数十年はもつそうです。
使っている漆は国産で山中塗、現在漆は外国産を使うことが多いのでそれも稀少、後継者の方が修理も賜っているそうです。
使ってみて、口にあてた時の感触がいいです。手にすると気持ちずっしりとした重厚感、持っていて心地いいです。
みそ汁は朝晩、我が家は頻繁なのですでに大活躍です。
とりあえず味噌汁碗だけおろしました。
ご飯碗と小鉢碗も購入しましたが、こちらはまだだめになっていないので。
ご飯茶碗は織部焼、気に入ってるんですよね。
この夏も暑いですが、ここ数日大掃除しています。
さきほどの話にも通じますが、あまりにも汚れている(手入れされてない)部屋で過ごすのって、自分を大事にしていないってことですよね。
暑いけど、真冬より夏の方がラクだし、水仕事も夏の方がはかどるので、汗だくになりながら家中大掃除したら、古いものも新しくしたくなり、しまい込んでいた食器を出したのでした。
掃除で運気が上がるというけど、気持ちが上がってその時の波動と合わないもの(古い食器)などに目が行くようになるのかもしれないですね。
掃除って、波動をあげる一番簡単な方法だわ。と再認識しました。