決めればそうなる

このブログでも何度か書いていますが、私は占い師になる前、4人の先生に気学を習いました。

こういったらなんですが、この世界は出し惜しみの世界だなとおもいます。

都内某所に占いの専門学校もありますが、全日制で結構な期間通わないといけないので、私には無理でした。
なので平日昼間以外でも教えてくれる先生を探して教わったのですが、3人とも「初級までなら教える」「学問として教える」で、実際に生身の人間を鑑定したいという私の欲望を満たしてくれる方たちではありませんでした。

それぞれ教わったことは素晴らしかったんですが、ここまでならいいよと小出しな教え方だったといったらいいでしょうか。

私はいかりました。なんでどの先生もトータルで教えてくれないの。
しかも遠い。最初は幕張その次歌舞伎町、そして早稲田と、茨城の牛久からえっちらおっちら行くのだけでも2時間越え、それで出し惜しみかよ!!!と。
ちなみに、ここまでで10年弱かかってます。

そして私は強く念じました。
近くて、現役で、惜しみなく教えてくれて、ビジネスのノウハウまで手とり足とり教えてくれる、ウマの合う占い師を!!!と。

念じること数年。理想の占い師が現れました
その先生は江戸っ子で長いこと都内で占い師をしながら教壇にも立っていましたが、晩年は田舎暮らしにあこがれて、牛久に引っ越してきたとのことでした。そして晩年を悟り、後継者を育てたいと教室を開いている方でした。
この方が、私の4番目の先生になりました。

まあ、独学の方もいると思うんですが。私はどうしても独学じゃ、本屋の本だけじゃ解決できない疑問があったのです。本はきいても答えてくれませんからね。

これはスピリチュアルの話になってくるのですが、人間、自分が決めたことというのは叶うものなんです。思い込みの力とでもいうのでしょうか。ある意味この世界は思い込みでできてるんです。
男性だったというのが想定外でしたが、よく考えたら、私は性別の区別を願っていませんでした。だから男性の先生(女性ではなかった)だったんでしょうね。実際、どちらでもよかったんです。惜しみなく教えてくれるなら。

この4番目の水流天山先生のお宅は、私の自宅から自転車でも行けるような近距離で、思いついたらさっと電話して「今から行ってもいいですか」と万札にぎりしめて自転車でぴゅーっといってました。近いからこそできる、空き時間の有効活用。先生は忙しい方でしたが、ドタキャンやぽっと空きが出る日などもあるので、すかさず電話でアポをとることができ、すぐに行くことができました。昼夜問わず、仕事帰り問わず連絡してはドタキャンならぬドタアポをとっていました。先生は笑いながら時に「お前なぁ」といいながらも、いつも満足いくまで教えてくれました。

最初会った印象は、「この人ビジネスマンみたい」というのと、「急がなきゃ」でした。この4年半後に先生は亡くなるのですが、私は本能的にそれを察知したんだと思います。当時先生はぴんぴんしてましたが、なぜか私は焦っていました。早く教わらないと、と。
実際、教わらないまま終わってしまった分野もありますが、それは来世のお楽しみとすることにします。

来世でも必ず見つけて教えてもらうつもりです。