フリーダ・カーロとディエゴ・リベラ
フリーダカーロを九星と干支でみてみると
私は有名人でもなんでも生年月日をみてしまう癖があり、このフリーダカーロの生年月日も検索してみました。
1907年7月6日生まれ
九星は、本命星・月命星・傾斜星 順に、三碧木星・一白水星・兌宮傾斜(七赤金星)でした。
生日干支は順に、丁未・丙午・丙辰 でした。
まんまですやん。というのがこれを見た感想。
三碧木星というのは純情一直線、相手に裏切られたら自殺するくらい傷つくし、そもそも浮気だの浮ついたこと大嫌い、そういうの許せない!な性格。
しかーしここに一白水星が入ってくるので、この一白も一途なところもあるんですが、恋愛形態にかなりフレキシブルで(水は形をもたないので)、別居婚や年の差婚、略奪婚などなんでもありな星なんですね。本人的には別にがつがつしているわけではなく、それらを水の性よろしくさらっとやってのけてしまうのです。ああ、今回の恋人は結婚してたわね、たまたまよ、ってな具合。常識と非常識のあいだ、って感じでしょうか(冷静と情熱のあいだ風)。
三碧木星とは違った純粋さなんですよね。社会的地位だの立場だので、人の気持ちはしばれないわ、とか言いそうですね。
一方で一白水星が月命星に入ってくると体が弱かったりします。実態をもたない水の性なので、それを体を司る月命星に持つと、病弱がちだったりするんですよね。
加えて兌宮傾斜。これは七赤金星なので、恋愛は蜜の味、そこに変な道徳は持ち込まないでちょうだい、今が楽しきゃそれでいいの、といった性格です。自分の浮気は棚に上げ、浮気されるとプライドが許さない。だから私も浮気で仕返しよ、てな具合で仕返しします。フリーダは心の奥底にはいつも夫がいたといいますが、一方でほかの男女とも浮名を流しました。
九星的にはこの3つがせめぎあっていたと思われます。
生日干支については、どれも重い星が並んでいます。加えて、火が多いですね。情熱的に生きたいと思っていたんじゃないでしょうか。情熱の対象は、恋愛でも仕事でも。
重い星なので、過酷な心身の状況でも耐えられる星回り、いやそれくらいじゃないと物足りなかったんじゃないかと思います。
仕事の絵画では、圧倒的に自画像が多くて、これもなるほどうなづけます。
兌宮傾斜は自分好き、病気でコルセットやギプスを隠すための民族衣装とありますが、きれいに着飾り自分を描く(裸も多いですが)。女性はもともと我よしなところがありますが、兌宮傾斜はそれに拍車がかかります。
なんだかんだ書きましたが
重い題材を選んでいますが配色のきれいさ、絵のかわいらしさで私はフリーダカーロの絵が好きです。
メキシコは暑くて花や緑が多いからか、色彩が鮮やかだし、案外彼女も自分の人生を楽しんでいたんじゃないでしょうか。楽しむというにはあまりに、、、なら、堪能していたんじゃないでしょうか。
そうでなきゃこんな軽やかでポップな絵は描けないと思うんですよね。
彼女の人気は絵と私生活、両方で成り立っているんだなぁと思いました。
単に裕福で幸せな絵描きなら、ここまで人気はでなかったでしょうね。
身を削る代償に、どんどん有名になっていった感すらあります。
長くなったので、タイトルだけで書ききれなかったディエゴ・リベラについては次回に。