人って案外お丈夫よ?

スペインはハプスブルグ家だの、エジプトはツタンカーメン王だのの家系図や、近親婚の多さから奇形が多かった等の話をユーチューブで観ていて思ったこと。

人って案外お丈夫なのでは?

や、前から思ってたんですけどね。

学生時代、授業で英国の歴史なども習ったのだけど、ヘンリー8世とかテューダー王朝とか、断片的に覚えているけど初めて触れる英国史のそれは、人の名前や人間関係が難しくて、???で終わっただけという笑。

昔は名前に展開も少ないのか、やたらメアリー多いしね。こっちのメアリーとあっちのメアリーは別人で、騒ぎを起こしたメイドもメアリーという笑

しかし、わからないなりにも女性週刊誌のゴシップなみな話だなと思ったのは覚えてます。案外人間なんて、何年たってもやってることは変わらないんだなーと。

ブルボン王朝とか言われてもお菓子を想像したり笑。ルマンドとかね。
あのシリーズはお菓子のそれぞれにフランス調の名前がついていて、センスいいなと別なことを思うわたし。

で。長期農耕民族系の思考を持つわたしとしては(なんじゃそりゃ)、その時わからないことも何十年越しで理解していこうという、実に気長なところがあるのです。

で。ユーチューブでハプスブルグとか、ツタンカーメンとかメディチ家など、何かしらの媒体で情報があると、ついみてしまうのです。

断片的な話にはなりますが、

ヨーロッパ 洗わずじまいで いっせんねん

ということわざがあったとかなかったとか。
あのエリザベス一世の記録でも、お付きが書いた記録では「エリザベスは潔癖すぎる。月に1度風呂に入る」という衝撃の事実が記されています。

その手の話は枚挙にいとまがなく、私が好きな桐生操氏(主に中世ヨーロッパの実話を基に書いている作家。女性2人でこの名を名乗っている)の本を読むと、不衛生の極みで伝染病が多くはびこったのでは?という記述がたくさんあります。

王室や貴族で月イチのお風呂ですからね。一般庶民に至っては、お風呂の概念があったのかどうかもあやしすぎますね。

ここでわたしが言いたいのは、
近親婚で奇形・短命が多く生まれ、お家断続に追い込まれようが
不衛生で伝染病が大流行し、たくさん人が死のうが

こうして現在これだけの人間が生きながらえているのだから、あんまり過剰に除菌だのマスクだの、しなくても大丈夫じゃない?

ということなのです。

過去のブログにも書きましたが、去年の今頃私はまだ勤め人でしたが、そこで使い捨てマスクを洗わず1週間使い続けている人もいたし、トイレで手を洗ったあと拭かずにドアノブを触ってあけるのをやめない人もいました。

そう。見かけ上マスクしてきれい好きを装っていても、実際はそんなきれいでもないよね?というのが私の見解です。

無菌室みたいな特殊な環境でもない限り、どこにいったって雑菌まみれですわ。
その雑菌というのも雑草と同じで、人間が利用しやすいものは酵母菌とか呼んだりするけど、害になるものは雑菌呼ばわりですからね。

それに、人って遅かれ早かれ、致死率100%なんです。
それが何で死ぬかっていうだけで。

師匠が亡くなるとき、父が死ぬとき、危篤な状況を目の当たりにして「死んじゃうの?いや!!!」と思いました。が、ここで一命をとりとめても、またそうなるときは必ずあるわけで。それが伸びるだけでまた同じ思いをするなら、やっぱりそれは今なんだな、今、腹をくくるしかないんだなと思ったことを覚えています。

スピリチュアル的にいうなら、病気って自分で取り込んでいるんです。
だってそんな雑菌まみれな中にいたって、感染する人としない人がいるわけですよ。
抵抗力が落ちてるからって、それが破傷風菌に感染する人もいればブドウ球菌に感染する人もいて。
その選択は、自分でしているんです。

わたしの友人の彼氏は、インフルや風邪など、まわりがひいていても基本的にかからないから平気と言っていました。実際友人がインフルで寝込んでも同室に入り浸っていてもけろっとしているらしいです。
そういうことなんです。今、その彼氏さんにとっては「時期」じゃないってことなんです。

テレビであおりすぎっていうのもありますよね。
その背後で、他の病気が原因で亡くなってる人との割合ってどうなんだろうなーと思いつつ。
テレビつけてるとその話ばかりで滅入ってくるし、テレビは責任とってくれませんからね。

ちょっと離れて散歩とかしてみるといいかもしれない。

もういちど。

人って案外お丈夫よ?