暗剣殺(あんけんさつ)とは

暗剣殺とは気学用語で、三大凶方位のひとつです。

五黄殺、暗剣殺、歳破の3つあるうちのひとつです。

怖いですよね。殺だの破だの。最初みたとき私は怖かったです。

死んじゃうの?なんて短絡的に思いがちですけど、そういうわけではないです。
単純に悪そう、とひと目でわかるような表現しますよね、中国の占いって。

それに悪い卦(け)が出ても、今それをわかってるんだから改善策もみえたり、するわけです。
そうならないようにしていくというのが占う目的であって。

で。暗剣殺とはなんぞや、ということですが。
たとえて言うなら、暗闇で刃物をつきつけられるような出来事が起こる、ということです。

吉方位、凶方位というのは今こうしている間にも刻々と変化していて、この暗剣殺というのも刻一刻とあちらこちらに移動しているのです。

そしてその暗剣殺方位に出向いてしまうと、突発的で衝撃的な不幸に遭遇する、とされているわけです。

暦というのは規則性があるので、今この方位をとったらその凶作用がでるのはいつごろかという見当もつけられるのですが(線路の法則)、この暗剣殺に関してはその規則性を無視していきなり来ることも多いです。

暗剣殺って、まさにどんぴしゃの名前ですよね~
と変なところに感動するわたし。

ただ、不規則的ではあるものの、いちどドカンと来ればあとはさっぱり晴天、みたいなところがあるのも暗剣殺の特徴です。

天音が使っている傾斜法では、暗剣殺はその人の体質なんかもみます。