占い師も人間。お客さんとの相性もあるよ
かつてつくばでジム通いをしていたころ、私に筋トレを教えてくれるボディビルダーは4人ほどいました。
仮に誰かがいなくてもほかの人に教われるようにという配慮から、何人かのビルダーを紹介してくれたので、予定を合わせなくても行けば誰かしらに教えてもらえて、初心者の私にはありがたかったです。
が、みなさん職人気質で体作りにはそれぞれ持論がありました。
ある日腹筋をしてると、その日教わったビルダーに「腹筋なんかやるな!どの筋トレでも丹田に力入れてやるんだから、それが腹筋代わりになってるんだから」と言われ、
別な日は別なビルダーに「筋トレの仕上げは腹筋で終わらせること」と言われ。
あ~今日は○○さんいるから、今日は腹筋やめとこ
みたいなことが結構あって、いささかきゅうくつなこともあり苦笑。
これって気学にも通じるところがあるなと思ったんです。
占い師も、習うことは同じだと思うんですよね。
けどその知識のアイテムたちをどこでどう使うか、使い方の違いといいますか、
例えば絵画にしても、
それが水彩画だろうがクレヨンだろうが、鉛筆1色で描こうが、それはその人のセンスだと思うんですよね。
私はアンリ・ルソーやフリーダ・カーロのような、抽象的印象的な絵が好きです。
絵にリアルを求めていない。リアルなら写真があるでしょ、だから写実主義にはそんなに興味がない。それよりその人の思いが出ているもの、その人の好む色が多用されてるような、そんな絵が好きなんです。
けど、手描きでどこまでリアルに近づけるか、それを課題にしてる人もいて、それが好きという人もいるわけです。
それはどちらがいい悪いではなく、完全にその人の好みの問題ですよね。
話を占いに戻して、
人生に正解なんてないと思うんです。
同じように占いにも正解なんてない。
占い師だって職人だから、人によって回答は違って当たり前なんです。
相談者との相性も、大きいと思うんですよね。
AかBかで迷っているお客さんがいるとする。
ここにAだよ、Bだよと断定してあげるのも一案なら、
AでもBでも、いけるほうにいってしまえとなりゆき任せを提案するのも一案で。
似た周波数の人が集まるから、占い師のカラーで客層も変わってくるんですよね。
なので?私は私のお客さんが別なところで鑑定してもらっていても特に気にならないんですよね。
お客さんは自分に近い周波数の占い師を選ぶわけだし、その方が居心地いいですからね。
なので何人かにみてもらって、合う人を見つけるのもいい方法かと思います。
占い師も人間ですからね。
好きなアイテム、多用する専門知識っていうのがあるんですよね。ひとそれぞれ。