最高の邪気払い&節約効果:手づくり

チェックのねまき、袖の丸みを作っているところです。
2021年1月から和裁を習い始めて、現在はチェックのねまきを2枚、同時に仕立てています。
よくみると柄が違うのはそのためです。2着分の袖、合計4枚を同じように丸みづけしています。
つい丈(ついたけ・おはしょりがないこと)で作っていて、それ以外はほぼ浴衣と同じ造りみたいですね。
これで寸法の過不足をチェックして、いよいよ本番?の浴衣作成にうつります。
実は浴衣は縫えます。15年ほど前に、つくば市の生涯学習で「自分で仕立てた浴衣を着てみませんか」という講座に参加し、全7回の和裁を受講しました。
忘れないように自宅でも同時進行でもう1枚仕立て、講座終了後も数枚、立て続けに縫いました。
市が負担してくれた分もあり、受講料は7回で2000円でした。
市の教室は受講料が安いのがメリットな反面、平日昼間しか行っていないのがデメリットですね。
ここは会社に拝み倒して、7週間だけ毎週月曜日、半休をもらって通いました。
午後から出勤だったので、車で移動中、車内でおにぎり片手で食べながら午後出勤に向かいました。
他にかかった費用は、反物代、肩当ていしき当て(おしりのところに透けないようにさらしをあてて縫う)のさらし代。
さらしは1反は多いので、先生に切り分けてもらい、その分だけ支払ったので60円ほどでした。
縫い針は浴衣は3の3か4の3。針も番号があって、これは手芸やで300円程度だったかな。25本~30本程度入ってます。
あと木綿糸が140円とか?ひと巻買えば、うまく使えば浴衣2枚これで縫えます。
初期投資は針と糸、はさみとヘラ、くけ台くらいですね。これだけあれば仕立てられます。きせをかけるのにこても使いますが、アイロンがあれば代用できます。なんて経済的。
浴衣の反物は、市内の呉服屋で4000円程度でした。
今年2021年は特に浴衣地は高騰していて安くても1万円以下のものは見当たらないですね。相場は3万円前後。
竺仙などの老舗は4万~ってとこでしょうか。
当時練習用でそんないい生地ではなかったのですが、それでも4000円は今からしたら破格値ですね。
また、当時習っていたお茶教室で20代の和裁師さんがいて、その子に教わった都内の和服問屋にも行き、そこでも4~5000円程度の反物をいくつか手に入れました。
あと、お祭りでなぜか1反だけ売っていた浴衣地が3000円。
ええ、私はこういう破格値でしか浴衣の反物を買っていません笑。
はやりすたれなんてないから、お安くなっている去年の反物で十分なんです。
で。今現在、15年前に仕立てた浴衣数枚と単衣を着ているのですが。
今年のマイブーム・着物で久々に袖を通した感想として、
自分で仕立てたものを着るって、最高の邪気払いでは?
と思いました。安心感が違うといいますか、守られてる感があるんですよね。
自分に守られてるってなんか変な表現ですけど、ほんとそんな感じなんです。
ちょっとそれますけど、バルキーってありますよね。毛糸の。あれって家ごとに柄が違っていて、それを着て漁に行き、仮に溺死したとしてもその模様でどの家の人間かがわかると聞いたことがありますが、同時にその網目模様に祈りを込めて手で編んだんだろうなーと思ったのです。
私は漁には出ませんが笑、自作の浴衣を着ていて魔除け効果があるのかも、と思いました。
てか、着るものってその人の念が入るんですね。自分で作ってみてほんとそう思います。
物には作った人の念が入るというけどほんとですね。食べ物もしかり。
時代は速さを求めているけど、じっくり1枚を仕立てるのもよし
断捨離やミニマルライフにもいいんじゃないかな?と思います。
そんなに早く出来上がらないから、1枚をじっくり仕立てて、大事に着るというね。
ファストファッションもいいですけど、オーダーの服とか、職人さんの気が込められてる服を着てみるのもいいかも。
着物もいわば、オーダーメイドが主流ですしね。
古くて新しい。
やっぱり和裁、着物はすばらしい。
と思ったのでした。