掃除の効果

写真のパンは、サフのドライイースト青を使いました。クリスピーピザを作るときに使うイーストです。
ピザも作ったりしますが、頻繁ではないので普通にパン作りにも青サフ使います。
特に支障はないです。
くるみとレーズンを入れてみました。
今度は冷蔵庫で二次発酵の、朝焼きたてパンを試したいと思います。

今日は、あまり乗り気ではないのですが、ちょっとネタ切れ気味なので、わたしの結婚話を書きます。
家相、スピリチュアル的な分類になるんでしょうか。

わたしは独身時代が長く、いわゆる晩婚です。令和元年に入籍して、事実上、結婚してまだ2年ちょっとしか経っていません。

その前はアパートで一人暮らしをしていました。

いわゆる1Kで、入居した時点で築年数が10年という物件でした。

部屋を決めるとき、最初は1階を希望していました。賃貸情報では1階だけだったのですが、下見に行った日たまたま2階の角部屋が空いて、まだ広告にも掲載していないし掃除もしていないけど、こちらをおすすめしますと言われました。

退去したばかりのせいで、部屋はまだ片付いていませんでした。と、いうよりどういう生活してたんだ?という荒れようでした。掃き出し窓は割れていて、破片が床に散らばっていて、壁紙も派手に破けてる。冷蔵庫などの家電類はそのまま、床も汚れていたので土足で入っていいよという状態でした。夜逃げ?借金で追い立てられた?と疑うほどで、正直汚いな、、、と思ったのですが、リフォームしてくれるというし、約2か月後の入居になるけど角部屋だし、女性一人暮らしなら1階の真ん中の部屋より絶対2階の角部屋ですよ!という不動産やの強い勧めに押されて、家賃は少し上がりましたがその2階の角部屋に決めました。

そして2か月後、その部屋に入居しました。窓や壁紙は新しくなっていて、掃除の業者も入ったようでした。一見きれいになったこの部屋で、わたしはどう過ごしたかというと、

とにかく徹底して掃除して過ごしました。

田舎のアパートだったこともあり、家賃の割には条件がよく、お風呂とトイレも別でした。脱衣所も広めで、洗濯機とシャンプードレッサーもついていました。バスタブもちゃんとあったし。

掃除済ではありましたが、まずそのバスタブのエプロンをひっぺがし、見えない箇所を徹底して掃除しました。案の定エプロンの内側は手つかずで水アカがすごかったです。週末に丸1日かけて掃除しました。

ユニットバスでしたが、バスタブはもちろん、洗い場や壁、天井も掃除した後は煙タイプのカビ取り剤を使いました。その後も定期的に煙を焚くタイプのお風呂洗浄は継続しました。

電球なども全て外して雑巾がけして、交換できるものはすべてLEDに買い換えました。
床も壁もとにかく拭けるものは雑巾がけしていました。

エアコンと換気扇も、専門の業者を呼んで掃除してもらいました。年に1度のルーティンとし、毎年同じ業者さんに頼んだので、わたしのことを覚えてくれました。ああまたこの姉ちゃんね、みたいな。賃貸で専門の掃除業者を自腹切って頼む人は少ないんだそうで、覚えてもらえたみたいです。初年度は換気扇のファンは恐ろしいくらいに汚れていました。エアコンも同じく汚れてましたが、年に1度やってもらえると気持ちいいです。普段はできる範囲で掃除をし、分解しないとできないような手に負えないものを年1でお金を払って掃除してもらっていました。

冷蔵庫や洗濯機などの大物家電も、定期的にどかして掃除していました。狭いながらもクローゼットがついていたので、そのクローゼットの他にはカラーボックス1個のみで、収納は極力抑えて生活していました。夜、寝る前にクイックルワイパーで部屋、脱衣所、台所、トイレと掃除し、ワイパーの紙を裏返して玄関を拭き掃除しておしまい。ついでにトイレ掃除して、週末は雑巾がけしました。シーツは毎日洗濯、カーテンもまめに洗濯して、カーペットは毎年交換していました。
洗濯層の掃除も、ネットで専用の洗浄剤を購入して、これも定期的に洗浄していました。

狭いからできたことですが、入居するときの条件として「自分の手に負える小さな部屋」というのがありました。すみずみまで掃除(管理)できる部屋がよかったんです。そんなわけなので自分の持ち物の管理も、靴やバッグも数少なく持って、定期的に磨いたりしていました。

そんな生活を数年していたら、今の主人とひょんなことから縁があり、そこから半年で結婚が決まりました。

それまでの私は縁遠かったので、生涯独身を通すものだとどこかで思っていました。年を重ねるうちにだんだんそれは確信になっていきました。

だからといって、何か行動を起こすタイプでもなかったんですよね。婚活とかいいますけど、そういうのも違うなーとどこかで思ってたし、合コンみたいなのも好きじゃないし。
出会いを求めることとはかけ離れた、自室でひとり、もくもくと掃除していましたが、運が思わぬ方向に転がっていった感があります。

ワンルームでしたが本気できれいを保とうとするとそれなりに掃除の労力もかかり、ベランダは週に1度、週末に掃除していました。角部屋のせいで、雨水などの排水口が、わたしのエリアのベランダにあるんですよね。ですのでお隣ひいてはずっと向こうの部屋からの砂埃や雨水が流れてくるので、まめに掃除しないと汚れるんです。目の前は舗装されていない、むき出しの地面でしたし。窓もそんなわけで砂まみれになるので、毎週窓ふきもしていました。

玄関も雑巾がけしたし、外の通路や階段も掃除しました。ドアも内側外側、両方雑巾がけしていました。

当時の自分を振り返ってみると、なんであんなに掃除してたんだろう?というくらい掃除してましたね。
特にワンルームの賃貸住まいなんて、いつ退去してもいいような、終の住まいになるようなところじゃないじゃないですか。それをなぜそこまで?というくらい、労力かけたしお金もそこそこかけたのは、われながらちょっと謎でもあります。

特に狙って掃除していたわけではなかったです。
けど何かにとりつかれたように掃除してましたね。今はそこまでしていません。
面倒なのはいや、けどそこそこきれいじゃないといや、なのでその妥協点を探しつつ、という感じでしょうか笑。

ねらって掃除してもいいと思うんですが、というよりも掃除したくなる時って、自分のステージがあがるとき、変化が起こるときなんじゃないかなーと思います。

またわたしは一人暮らしの時はテレビは持っていませんでした。
結婚した現在、たまにテレビの裏などを掃除すると、ものすごいほこりでうえーって思ったりするんですよね。
「こんな汚い状態がデフォで、「いい出会いないかな」ってそりゃないでしょ」って思うんです。

実際、掃除ばかりしていたので築年数は古いけど、あのアパートの中では断トツにわたしの部屋はきれいだったと思います。いつ誰がきても平気!なので主人が初めて部屋に来るときも、突然でしたが全然慌てず済みましたしね。

(今それくらいきれいならいいのに…)

誰しもきれいな方がいいと思うんですよね。

結婚については、とにかく晩婚だったので、もっと若くに縁があればよかったのになーと思うこともあるのですが、相手選びに間違いはなかったかなと思ってます。
見た目やうわべにだまされずに済んだ、言い方変えたらこの年齢で相手選び間違えたらバカ以外の何物でもないですからね。

若いころはかっこいいだけで相手を選んだり、ボール蹴る姿がかっこよくて好きになったとかね。
どれだけ顔がよくても、ボールを遠くに飛ばせても、生活を営む上では関係ないですからね。

掃除について、もうひとつあるんですが、これはまた後日。特にオチがない話なので、期待しないでください笑。