夏土用のすごしかた
いやしかし、毎日暑いですね。
わたしが子供の頃は、暑いといっても30度超えるかどうかという感じだった記憶が。夏休みはラジオ体操終わったら急いで宿題やればクーラーいらなかったし、そもそもつけても扇風機で間に合いましたよ。
こんな暑くないから夏着物も、今よりしんどくなかったんだろうなぁ。夏の着物って気持ち的にも贅沢だし、はた目でみるには大層涼しげで優雅なんですけどね。
さて今日は、夏土用の過ごし方です。
写真では、主人が手作りみその天地替えを行っております。
大寒(1月下旬から節分前まで)に仕込んだみそを、夏土用の暑い時にひっぱりだして、かきまぜるのです。
一方わたしは梅干しを6月に漬けたので、これも夏土用に土用干しします。せねば。まだだった。
土用は家を建てるなどの土いじりをしてはいけないし、吉方をとってもいまひとつ効果があがりにくいのでしないほうがいいなど、禁忌が多い季節ですが、だからこそ家仕事はいいんじゃないかと思います。
大げさなことではなく、みその天地替えや梅干しの土用干しなど、地味な家仕事にはもってこいの期間です。