実例4:2024年・リフォーム O様ご家族
2024年11月23日、O様邸の現場見学会に行ってきました。
O様は毎年、開運吉方旅行で方位をききにきてくださる、長年お付き合いのあるお客様です。
そのO様から2023年5月、ご自宅のリフォームの依頼がありました。
お家の老朽化とご両親の老後を考えて、2階建てから平屋へのリフォームをしたいとのことでした。
O様ご家族
・茨城県在住
・お宅は庭付き駐車場付き一軒家。お父様が建てた築50年以上の2階建て
・両親と弟の4人家族
・弟は現在単身赴任中で、帰省は未定。現在は3人暮らし
家という大きな買い物なので、きちんとみてもらいたいと天音にご依頼いただきました。
ご依頼内容
1.今すぐリフォームしてもいいのか。だめならいつがいいのか、時期をみてほしい。
2.よい家相で、かつ家族の要望に沿った間取りにしたい。
3.貸家への引っ越し、戻るときの時期(日取りと方位)をみてほしい。
4.業者との打ち合わせ、契約の日取りも割り出してほしい。
ご家族の希望
・収納を多くとりたい。
・現在弟は同居していないが、戻ってくることを前提に間取りを決めたい。
・とはいえ、普段使わない部屋はできるだけ作りたくない。無駄なく使えるような間取りにしたい。
・両親が他界し姉弟と二人暮らしになっても無駄な部屋がでないような間取り。
・バリアフリーの他に、介助のしやすさなども考慮した間取りにしたい。
・金魚を飼っているのでそのスペースも確保したい。
天音の鑑定
1.今すぐリフォームしてもいいのか。だめならいつがいいのか、時期をみてほしい。について
家族4人全員の生年月日から星回りを割り出し、2023年、2024年、、、と順番に調べていきます。
それぞれ星回りが違うので、よい時期、よくない時期が異なりますが、2024年6月に、着工によい日取りがありました。
ご依頼を受けたのは2023年5月ですので、着工までは1年以上ありました。
少し先かな?という日取りでしたが、差し迫ってもおらず、先すぎるでもないので、ゆっくり計画を立てていこうということになりました。
2.よい家相で、かつ家族の要望に沿った間取りにしたい。 について
家相のセオリーそのものは、さほど難しいものではありません。
しかしセオリー以外にも考慮すべきことがあり、
①家相としての理想
②予算
③立地状況、面積、基礎の形と向き
④家族の希望をどれだけ組み込めるか
⑤建築会社のノウハウ
⑥使い勝手
これらが組み合わされて個々の家が出来上がります。
例えば今回の件で一例をあげると、
ご家族の希望で、金魚スペースを確保したいというのがあります。きくと水槽は結構な大きさなので、火を意味する離(南)に置くのはよろしくないです。ではどこが理想か?使い勝手も考慮しつつ、邪魔にならず世話もしやすいポジションを決める必要がありました。
こういったご家族の希望は家によって異なります。それらをひとつずつ取り上げて相談しながら、
施主の希望、建築会社の提案、天音の家相としての吉凶コメント、のすり合わせ(三つ巴?)で家の間取りが決まっていきました。
3.貸家への引っ越しの時期をみてほしい。
4.業者との打ち合わせ、契約の日取りも割り出してほしい。 について
貸家への引っ越し、リフォーム完成後の引っ越しと、2度引っ越しが発生するので方位と時期をみる必要がありました。
近所に空き家があったのでそこを借りることになりましたが、それでも時期と方位はみる必要があります。
近所だと自分たちで持てる荷物は少しずつ運んでしまうという「ながら引越し」があるので、これをしていい時期、だめな時期をお伝えする必要があります。
また一軒家は大きな木を植えていたり物置があったりすることも多いので、これら撤去も考慮に入れなければなりません。
予定より完成が遅れ、貸家の滞在も伸びたのですが、これも想定内、多めに日取りを割り出しておいたので、3,4ともに対処できました。
天音の所感
・着工の時期について、今回のように比較的すぐにできることにO様ご家族の強運を感じました。
お宅によっては去年だったから時期逃したね、とか、9年先まで新築リフォーム無理です、なんてこともざらだったりします。
O様はもともと勘が非常にいい方ではありますが、まさにグッドタイミング、ご依頼から着工まで1年ちょっとありましたが、ご高齢のご両親にもゆっくり選ぶ時間があってむしろちょうどよいとのことでした。
・今回はほぼ新築に近いリフォーム、住友不動産の「新築そっくりさん」という商品です。基礎の枠組みだけ残し、2階建てから平屋へ、かつて北に集中していた水回りでしたが大幅に位置も変え、バリアフリー対応の広々としたトイレ、お風呂となりました。
キッチンもリビングに向かって作業できるアイランドキッチンにしたおかげで、「北の寒い台所で皆に背を向けて」のマイナスイメージが払拭されたと思います。
・リフォームは基礎(枠組み)の変更ができないので、土地と基礎の形状や向き(東西南北との位置関係)というのがかなり重要です。これがずれていると理想の間取りというのは非常に難しくなるのですが、O様のお宅はこれらがよかったので、吉相の平屋にすることができました。
・使い勝手の面からみても、無駄なスペースがなく、基礎枠を十分生かせた間取りに仕上がったと思います。ご両親の将来を考えバリアフリーにしたこと、車椅子や介護が必要になった時のために余裕を多めにもたせた家は、体が不自由でなくても快適そうな造りです。
・このお宅は施主はお父様、ゆくゆくは弟さんが施主になるとのことですが、実際にはO様の家だなとも思いました。
O様の長年にわたる開運吉方旅行やコンスタントな吉方神社参りが功を奏し、今回のリフォームにつながったのだと思います。
「3回吉方をとれば家が持てる」といいますが、O様は開運吉方旅行でそれを実現させたわけです。
開運吉方旅行も、続ければ効果があることを、今回の件で確信しました。
・また、2023,2024年とお母さまの運勢が2年続けてよかったので、施主はお父様ではあるものの、お母さまの吉運を生かしてお母さま中心で話を進めてくださいとアドバイスしました。
50年以上たまった物の断捨離、2度にわたる引越し、これから控えている新居の整理整頓など、お母さまを始め、ご家族の負担は大きいと思いますが、あと少し、無事に乗り切ってほしいです。
・仲がいいうえに、天音の鑑定、アドバイスも忠実に守っていただいたのも特記すべき事項です。
新築、リフォームは長丁場ですので、特に日取りなどはきゅうくつかなと思ったのですが、最後の最後まで日どりや禁忌等、きっちり守っていただきました。
・ご両親が購入された土地と家を生かしたことで余計な出費を抑えたこと(新たな土地と家を買わなくて済む)、
固定資産税は50数年前に建てた家の扱いで算出するので新築のそれとの差は数倍以上であり、毎年の出費がかなり抑えられること、この合理的かつ堅実な判断はさすが寅卯空亡と思いました。O様は寅卯空亡なのです。
無駄な出費を抑えつつ、ランニングコストまで考慮する。生きているだけでかかる固定支出はできるだけおさえたいものです。
さらに吉相になったこの家に、末永く仲良く暮らしてほしいと思ったのでした。