方位とりは、砂金探しのようなもの
吉方とりは、その人の本命星から吉星を割り出し、吉星がめぐっている方位に出向くことですが、実際にとれる方位はそう多くなかったりします。
3大凶方位や相克の凶方位、吉星が中宮しているなど、さまざまな理由で吉方位は実際は少ないのが現実です。年によっては八方塞がりの時もあります。
特に本命星が木星ですと、吉方位が少なくなります。吉星である一白水星と九紫火星はそれぞれ1つずつしかなく、土星や金星のように兄弟星がないからです。
木星に限らず、吉方をとるというのはいろいろ難しいので、途中であきらめてしまう人が多いのですが、それでもやると決めた人にはその先には宝が待っています。砂金はそう簡単にはとれないのです。