子旺気(ねずみおうき)と火の星座
気学ではその人の性格を知る際に、九星の他に旺気(おうき)をみます。
旺気とは4種類あって、それぞれ子(ねずみ)、卯(うさぎ)、午(うま)、酉(とり)の4種類です。
子は水
卯は木
午は火
酉は金
の性質を持っており、大まかにいうと子旺気は人見知り、卯は愛敬があるが少しちゃらい、午は気性が激しく勝気、酉はのんびり楽しむマイペース、といったところでしょうか。
十二支は12個あるので、この4つのカテゴリーにそれぞれ3つずつの十二支があてはまります。
子旺気は12月、4月、8月生まれ
卯旺気は3月、7月、11月生まれ
午旺気は6月、10月、2月生まれ
酉旺気は9月、1月、5月生まれ
となります。
同じ旺気同士は相性がよいとされています。
12月生まれと4月生まれ、8月生まれはそれぞれ同じ子旺気なので相性がいいんですね。
これ、12星座でもそうじゃんと思いました。
例えばいて座(12月)、おひつじ座(4月)、しし(8月)座と、火の宮座ですね。
(西洋占星術は気学と月の区切りかたが違うので、若干ずれはありますが)
この火の星座たち、気学では子旺気なんです。ねずみって、水なんですよ。
火と水って打ち消しあうので相性としては悪いとされていますが、これ、カテゴライズするときの区切りが西洋と東洋で違うからですかね?
それにしても火の星座が水の旺気って、ちょっとおもしろいですね。
子旺気の人って、奥手なんです。
火の星座の人たちって、すごく勢いがあるから積極的に見えるでしょ。
けどその西洋の星座を子旺気だと思ってみてみると、普段は積極的でまじめなのに、こと恋愛に関してとか、何かの大事の時に火の星座の人たちって意外と奥手だったりする。
西洋占星術から気学をかいまみるというか、両方かけあわせてみるのも面白いし、深みがでるなーと思った出来事でした。